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床タイルの表面仕上げ「磨き」とは|磨き床タイルの魅力・注意点・推奨施工部位も解説

床タイルの表面仕上げには、磨きをはじめ、マット仕上げや防滑仕上げなどがあります。このうち「磨き」は、タイルの新たな表情を引き出す表面仕上げです。この記事では、床タイルの表面仕上げ「磨き」について解説します。また、磨き床タイルの魅力や注意点、推奨施工部位もご紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.床タイルの磨きとは?主な3つの方法
    1. 1.1.本磨き仕上げ
    2. 1.2.水磨き仕上げ
    3. 1.3.ラパート磨き
  2. 2.磨き床タイルとは?魅力と注意点を知ろう
    1. 2.1.磨き床タイルの魅力
    2. 2.2.磨き床タイルの注意点
  3. 3.磨き床タイルはどこに張る?おすすめの施工部位
    1. 3.1.リビング
    2. 3.2.ロビー
    3. 3.3.非住宅空間にもおすすめ
  4. 4.まとめ

床タイルの磨きとは?主な3つの方法

床タイルの表面仕上げのうち「磨き」は、主に以下の3つの方法で行われます。

本磨き仕上げ

本磨き仕上げは、タイルの表面を磨くことで凹凸を平坦に整える方法です。ツルツルとした光沢のある表面になるのが特長で、まるで鏡のような仕上がりになります。石の柄や色がきれいに映えて、高級感あふれる仕上がりになるのも魅力です。

ただし、本磨き仕上げを施した場合、表面の凹凸がなくなり水に濡れるとすべりやすくなることから、外装床に張るタイルには適していません。

水磨き仕上げ

水磨き仕上げは、本磨き仕上げよりも荒めにタイルの表面を磨く方法です。ツヤ消しの表面仕上げとなるため光沢はなく、石の柄や色がやわらかく現れるため、落ち着いた雰囲気・色味になります。

水磨き仕上げを施したタイルは、本磨き仕上げほどではないものの表面の凹凸がなくなるため、すべりにくさを重視する部位への施工にはあまり適していません。一般的に「床面への映り込みを避けたい」「落ち着いた高級感のある雰囲気の空間に、アクセントとして使用したい」といったケースで使われる傾向があります。

ラパート磨き

ラパート磨きは、別名「半磨き」とも言い、タイル表面の凸部のみを磨く方法です。磨くところが限られているため光沢感が控えめで、光の映り込みが少なく、落ち着いた仕上がりになります。

磨き床タイルとは?魅力と注意点を知ろう

本磨き仕上げ・水磨き仕上げ・ラパート磨き、それぞれを施したタイルを総称して「磨き床タイル」と言います。

磨き床タイルには、独自の魅力と注意点があります。

磨き床タイルの魅力

磨き床タイルの魅力は「高級感」です。磨かれた面がキラリと輝き、空間全体に上質さと華やかさをプラスします。

例えば、磨き床タイルをリビングやキッチン、洗面室など、住宅空間の内装床に用いた場合、ワンランク上の高級感あふれる空間を演出できます。まるでホテルのような、ラグジュアリーさを求めたい場合におすすめです。

もちろん、レストランや美容室など、非住宅空間の内装床にも使用できます。一面に磨き床タイルを張ることで、無駄のない洗練された空間づくりがかないます。

磨き床タイルの注意点

磨き床タイルは、凸部がなく比較的ツルツルとした面状のため、すべりやすい傾向にあります。特に水に濡れるとすべりやすくなることから、雨の影響を受ける外装床や浴室床の使用には適していません。

磨き床タイルを使用する場合は、施工部位をよく検討することをおすすめします。

磨き床タイルはどこに張る?おすすめの施工部位

磨き床タイルは、主にリビングやロビーに張るのがおすすめです。

リビング

光沢のある磨き床タイルは、リビングを上品でラグジュアリーな空間にします。太陽光や照明の光がタイルに反射することで、空間全体が明るく広い印象を与える効果も期待できます。


リビングにおすすめの磨き床タイルには、例えば『マルモア』があります。黒色の大理石「ネロマルキーナ」や、白色の大理石「ビアンコスタッチャリオ」の深い色合いを忠実に再現したタイルで、デジタル加飾による高品位な磨き面が贅沢な空間を実現します。


また『ミリオルマルモ』もリビングにおすすめです。水磨き調のしっとりとした表情に柄と凹凸が一致した面状の組み合わせで、高級感ある空間を演出します。立体感が現れる特殊プリントによる「大理石調」と「トラバーチン」の2種類があり、好みに合わせて選べるのも魅力です。

ロビー

オフィスや商業施設において、ロビーはお客さまが最初に足を踏み入れる場所のため、よい印象を与えられるような空間づくりが求められます。

ロビーに磨き床タイルを張った場合、高級感あふれる空間へと格上げできます。同時に美しさも担保できるため、イメージアップが期待できます。


ロビーにおすすめの磨き床タイルには、例えば『ゼロスⅢ』があります。ホワイトを軸とした使いやすいカラーバリエーションで、さまざまなオフィス・施設で活用できます。居室床での使用も可能なため、ロビーのほか、リビングの床材にもおすすめです。


また『プレジャート』もロビーに適した磨き床タイルです。繊細なグラデーション、大胆な脈、個性ある色彩などが特長の「希少石」をモチーフとしたタイルで、特別感・高級感があり、モダンな空間からゴージャスな空間まで演出できます。

非住宅空間にもおすすめ

磨き床タイルは、住宅空間はもちろん、店舗や商業施設、オフィスなどの非住宅空間の床材にもおすすめです。華やかで光沢のある意匠のため、高級感や清潔感を強調したい場合に特に適しています。

お客さまがワンランク上の空間づくりをご要望の場合は、ぜひ磨き床タイルを提案してみてください。

まとめ

この記事では、床タイルの表面仕上げのひとつである「磨き」、そして磨き床タイルについて以下の内容を解説しました。

  • 床タイルの表面仕上げのうち「磨き」は、本磨き仕上げ・水磨き仕上げ・ラパート磨きなどの方法で行われる
  • 磨き床タイル(本磨き仕上げを施したタイル)の魅力は、光り輝く美しさとお手入れのしやすさ
  • 磨き床タイルは表面がツルツルですべりやすい傾向にあるため、雨の影響を受ける外装床や浴室床の使用には適していない
  • 磨き床タイルは、主にリビングやロビーに張るのがおすすめ

磨きは、タイルの新たな表情を引き出す表面仕上げの方法です。例えば、本磨き仕上げの場合は光沢が目をひく高級感のある仕上がりとなり、水磨き仕上げの場合は石本来の柄や色がやわらかく現れる仕上がりになります。

磨き床タイルは、主に本磨き仕上げを施したタイルを指し、リビングやロビーへの施工に適しています。そのため、もしお客さまがリビングやロビーに張るタイルに悩んでいる場合は、ぜひ磨き床タイルを提案してみてください。高級感を演出したい場合は、特におすすめです。

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