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タイルの目地は“色”も重要!カラーで変わる印象と空間デザインのポイント

タイルを使った空間づくりにおける、仕上がりの印象を左右する要素に「目地の色」があります。目地は単なる隙間ではなく、デザインの一部として機能するポイントであり、その色はタイルの視覚的な表情や立体感に直接的な影響を与えます。

この記事では、目地が持つ基本的な役割を確認したうえで、色が空間デザインにもたらす具体的な効果、主要な色ごとの視覚効果と機能的な留意点について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.タイルの目地とは?役割や種類を解説
  2. 2.目地の色が空間デザインに及ぼす効果
    1. 2.1.タイルの存在感を調整できる
    2. 2.2.凹凸感と立体感を演出できる
    3. 2.3.空間の統一感を調整できる
  3. 3.目地の色で変わる|視覚的な効果と選び方
    1. 3.1.同系色でまとめる
    2. 3.2.対比色で際立たせる
    3. 3.3.中間色でバランスを取る
  4. 4.目地の色選定における機能的な留意点
  5. 5.LIXILの「インテリアカラー目地」のすすめ
  6. 6.まとめ

タイルの目地とは?役割や種類を解説

目地とは、タイルを張る際に設ける“タイル同士の隙間”のことです。タイルの寸法誤差の調整や防水性・デザイン性の向上など、さまざまな役割を担います。

目地は、モルタルをはじめとする目地材を詰めて仕上げるのが一般的です。目地材には無彩色のものだけでなく、顔料を混ぜた「カラー目地」も存在します。これにより、目地自体がデザイン要素として機能します。

カラー目地

目地の色彩を意匠に取り入れる場合、単位面積あたりの目地量が多くなる「モザイクタイル」の使用がおすすめです。

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目地の色が空間デザインに及ぼす効果

目地の色は、タイルの個々の形状を強調したり、面としての一体感を生み出したりと、空間の印象をコントロールする力を持っています。

タイルの存在感を調整できる

目地とタイルの色の対比を強めると、タイル一枚一枚の存在感が際立ち、デザイン性が強調されます。一方で、目地とタイルの色を近づけた場合は、目地とタイルが一体化し、それぞれの境界が目立たなくなります。これにより、タイルの質感や表情そのものが、よりダイレクトに伝わります。

凹凸感と立体感を演出できる

タイルと目地の色に強いコントラストを持たせることで、境界が強調され、タイル一枚一枚の凹凸感や立体感が際立ちます。具体的には、光の反射や影が際立ち、表面に奥行きを感じられるようになります。特に凹凸のあるタイルの場合、その効果が高まります。

空間の統一感を調整できる

目地の色を建具やほかのインテリア材の色と合わせることで、空間全体に統一感や調和を生み出すことができます。逆に、目地の色をアクセントカラーとし、意図的にリズムや動きを演出することも可能です。

目地の色で変わる|視覚的な効果と選び方

目地の色を選ぶ際は、空間をどう見せたいかというデザイン意図に基づいて、主要な3つの配色パターンから選定します。

同系色でまとめる

タイルと近い色の目地を使用すると、境界が目立たず面の一体感が生まれます。広がりを演出できるため、ミニマルな空間など、床や壁を広く見せたい場合に有効です。タイルの持つ素材感やテクスチャーを効果的に生かせます。

対比色で際立たせる

目地とタイルの色を対比させた場合は、タイルの形状やパターンが強調されます。視覚的なリズムが生まれ、独特な雰囲気を演出できます。モザイクタイルや幾何学模様のタイル、クラシカルなタイルで目地をデザイン要素として強調したい場合におすすめです。

中間色でバランスを取る

グレーやベージュなど中間色の目地は多くのタイルになじみ、汚れも目立ちにくいのが特長です。派手すぎず落ち着いた印象を与えるため、公共空間で採用される傾向にあります。このほか、複数の色・柄のタイルを使用する際の緩衝材としても効果を発揮します。

目地の色選定における機能的な留意点

目地の色は、デザイン性だけでなく汚れの目立ちやすさにも影響するため、施工部位に応じて適切に選定する必要があります。

例えば、白目地は明るく清潔感がある一方で、カビや泥汚れが目立ちやすいことが弱点です。濃色目地は落ち着いた印象を与えるものの、石けんかすや水あかといった白い汚れが付着した場合にコントラストで目立ちやすくなります。

目地の色によって目立つ汚れは異なるため、その点も踏まえて選定することが重要です。もし「玄関で白目地」「浴室で濃色目地」などと、汚れが目立つ色の目地をどうしても使いたい場合は、こまめな清掃を心がけましょう。

LIXILの「インテリアカラー目地」のすすめ

インテリアカラー目地_01

LIXILでは、空間デザインの自由度を高める『インテリアカラー目地』を取り扱っています。タイルとの調和や対比を自在に楽しめる豊富なカラーラインナップとなっており、以下の8色を展開しています。

▼インテリアカラー目地のカラーラインナップ

イメージ

臙脂(えんじ)

インテリアカラー目地 臙脂(えんじ)

濃藍(こいあい)

インテリアカラー目地 濃藍(こいあい)

鶯色(うぐいすいろ)

インテリアカラー目地 鶯色(うぐいすいろ)

橙色(だいだいいろ)

インテリアカラー目地 橙色(だいだいいろ)

空色(そらいろ)

インテリアカラー目地 空色(そらいろ)

浅緑(あさみどり)

インテリアカラー目地 浅緑(あさみどり)

枯葉色(かれはいろ)

インテリアカラー目地 枯葉色(かれはいろ)

墨(すみ)

インテリアカラー目地 墨(すみ)

インテリアカラー目地_専用加飾材_ラメ

専用加飾材(ラメ)を混ぜれば光沢やキラキラとした質感が加わり、より装飾的な効果を演出できます。

使用上の注意点として、インテリアカラー目地は「室内ドライ空間専用の壁面用目地材」のため、常時水がかかったり水が溜まったりする場所には使用できません。また、陶器質・無釉品・貫入のあるタイル、石材などにも使用できないため、ご注意ください。

まとめ

この記事では、目地の色について以下の内容を解説しました。

  • 目地とは、タイルを張る際に設ける“タイル同士の隙間”のこと
  • 目地材には無彩色のもののほか、顔料を混ぜたカラー目地もある
  • 目地の色は「タイルの存在感の調整」「凹凸感と立体感の演出」「空間の統一感の調整」などに影響を及ぼす
  • 目地の色は、デザイン意図に基づいて「同系色」「対比色」「中間色」の3つから選定するのが一般的
  • 目地の色は、デザイン性だけでなく清掃性にも影響するため、施工部位に応じて適切に選定することも重要

目地の色は、タイル空間の印象を左右する重要な要素です。色選びの方向性を理解し、施工部位に適した目地材を選択することで、長く美しい仕上がりを保てます。

LIXILのインテリアカラー目地の活用も検討しながら、お客さまの要望に沿った色の目地でタイル張りを行ってみてください。

当サイト『INAX TILE LAB』は、100年の歴史をもつINAXのタイル総合情報サイトです。
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