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ラインで空間を際立たせる!ボーダータイルの特徴・張り方・美しく納めるポイントを解説

壁面のデザインにおいて、タイルの形状は空間の奥行きや高さを強調する重要な要素です。細長い形状のボーダータイルは、その独特のアスペクト比によって視線を誘導しやすく、アプローチやリビングのアクセント壁、建物の外装ファサードなど、多様な場面で採用されます。

この記事では、ボーダータイルの定義、視覚効果を最大化する張り方のバリエーション、そして美しく納めるための施工上の注意点について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.細長い形状が特徴!ボーダータイルとは
  2. 2.デザインを左右する!ボーダータイルの張り方のバリエーション
    1. 2.1.横張りと縦張り
    2. 2.2.通し目地と馬踏目地
  3. 3.ボーダータイルを施工する際の注意点
    1. 3.1.割付けを綿密に行う
    2. 3.2.出隅は役物か留め加工で納める
    3. 3.3.目地詰め・拭き取り方法をよく検討する
  4. 4.LIXILのおすすめのボーダータイル4選
    1. 4.1.サヴォアフェール
    2. 4.2.レヨン
    3. 4.3.トレオンデ
    4. 4.4.ストーンタイプコレクション ボーダーL
  5. 5.まとめ

細長い形状が特徴!ボーダータイルとは

ボーダータイルとは、長辺が短辺に対して極端に長い、短冊状のタイルのことです。壁面全体に張ってテクスチャを強調するベース材としても、一部の範囲に配して視線を引くアクセント材としても機能します。

ボーダータイルの場合、細かなピースが集合しやすいため、表面の凹凸が重なり合い、光による深い陰影(シェード効果)が生み出されます。また、長辺の連続性が視線の流れを作り出し、空間のプロポーションをコントロールする効果も期待できます。

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デザインを左右する!ボーダータイルの張り方のバリエーション

ボーダータイルは、張る際の方向や目地の揃え方によって見え方が変わります。設計段階で仕上がりのイメージを固めるためには、代表的な張り方を整理して選ぶことが重要です。

横張りと縦張り

ボーダータイルは、基本的に「横張り」または「縦張り」で張ります。

横張りは、タイルの長辺を水平にそろえて張る方法です。横方向のラインが強調されるため、横長の壁面で面の広がりを出したい場合によく採用されます。落ち着きのある安定した印象に見せる効果が期待できる点も特徴です。

縦張りは、タイルの長辺を垂直にそろえて張る方法です。主に縦長の壁面や柱まわりに用いられます。縦方向のラインが強調されることで、天井高が高く感じられるようになるほか、シャープでスタイリッシュな雰囲気を演出しやすくなります。

通し目地と馬踏目地

目地の揃え方としては、「通し目地」または「馬踏目地」が基本です。

通し目地は、縦横の目地を一直線にそろえる張り方です。格子状の規則正しいパターンが生まれると同時に、ボーダータイルのラインが明確に表れるため、整然とした都会的な印象を与えられます。

馬踏目地は、上下のタイルを半分または一定の比率でずらして張る方法です。目地にレンガ積みのようなリズムが生まれ、視覚的な変化を作れます。通し目地に比べてカジュアルな印象になりやすい点も特徴です。

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ボーダータイルを施工する際の注意点

ボーダータイルは形状が細長い分、わずかなズレや納まりの不備が目立ちやすくなります。そのため、設計・施工の段階で以下の点に配慮が必要です。

割付けを綿密に行う

ボーダータイルは長辺が強調されるため、端部に半端な長さのタイルが来ると目立ちやすくなります。そのため、中央から割り振る、あるいは役物の寸法を考慮するなど、事前に綿密な割付け図を作成することが不可欠です。

出隅は役物か留め加工で納める

出隅は視線が集まりやすく、納まりが外観に影響します。そのため、L字型の「曲り」や「マグサ」が用意されている場合はこれらの役物を使用し、ない場合はタイルの端部を45度にカットして合わせる「留め加工」で角を納めるのが得策です。タイルの端部が露出すると欠けやすくなるため、出隅の処理方法は施工計画の段階で決めておく必要があります。

目地詰め・拭き取り方法をよく検討する

ボーダータイルは単位面積あたりのピース数が多くなる傾向にあり、目地の総延長が非常に長くなります。そのため、もし目地材が表面に残るとタイルの質感や陰影を損なう場合があります。特に表面に凹凸があるタイルの場合、目地材を詰め込んだあとの拭き取りが不十分だと、タイルの表情を損なうだけでなく、清掃性の低下を招きます。こうした事態を回避するためには、タイル表面の特性に合わせた目地材の選定と、丁寧な拭き取り作業が不可欠です。

LIXILのおすすめのボーダータイル4選

LIXILでは、さまざまな種類のボーダータイルを取り扱っています。以下では、特におすすめの4点をご紹介します。

サヴォアフェール

サヴォアフェール

サヴォアフェールは、豊かな釉薬の色ムラと細長い形状が、壁面に奥行きとリズムを生むボーダータイルです。木や自然素材と美しく調和し、温かみのあるその風合いにモダンな洗練が宿ります。

レヨン

レヨン

レヨンは、光を反射し、陰影が美しく空間を彩る3Dレリーフのロングボーダータイルです。ブライト仕上げがプリズムのような輝きを生み、角度で表情を変えます。

トレオンデ

トレオンデ

トレオンデは、しっとりとしたマットな質感が優美な曲線を際立て、柔らかな陰影を描くボーダータイルです。穏やかな色合いが温かみを添え、シンプルモダンな空間に美しく調和します。

ストーンタイプコレクション ボーダーL

ストーンタイプコレクション ボーダーL

ストーンタイプコレクション ボーダーL』は、天然石の精緻な柄と質感が、洗練された空間に高級感を注ぎ込むボーダータイルです。ワイドボーダーが描く水平ラインは、美しさをシャープに際立たせます。

まとめ

この記事では、ボーダータイルについて以下の内容を解説しました。

  • ボーダータイルは水平・垂直を強調し、深い陰影を生むスレンダーな形状
  • 横張りで空間の広がりを、縦張りで空間の高さを演出できる
  • 通し目地は整然とした都会的な印象を、馬踏目地はリズム感と視覚的な変化を演出できる
  • 施工時は端部の半端なカットを避けるための緻密な割付けが不可欠
  • 出隅の役物処理と、長い目地延長を考慮した丁寧な目地拭き取りが重要

ボーダータイルは細長い形状を生かしてラインを作れるタイルであり、ベースにもアクセントにも使えます。張り方には横張り・縦張り、通し目地・馬踏目地などのバリエーションがあり、空間の広がりや高さの印象を調整できます。

施工では割付け精度、出隅の納まり、目地詰めと拭き取りの計画が重要で、ピース数が多い分、仕上げ管理が欠かせません。

LIXILでは多種多様なボーダータイルを取り扱っており、どれも意匠性に優れています。この機会にぜひLIXILのボーダータイルをチェックしてみてください。

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