
タイルの選び方をご紹介!特にチェックしておきたいポイントとは
タイルにはさまざまな種類があります。だからこそ、「顧客の要望に応えるにはどのタイルを選べばよいのか」と悩んでしまうこともあるかもしれません。
タイル選びは、建築物のデザインを決めるだけではなく、安全性も左右する工程といっても過言ではないため、選び方の基礎を押さえておくことが重要です。
この記事では、タイルの選び方について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
目次[非表示]
- 1.タイルの選び方とは?押さえておきたい6つのポイント
- 2.タイル以外のガラス・天然石も同様の使用方法で使われる
- 3.タイルは現物を確認してから選ぼう
- 4.まとめ
タイルの選び方とは?押さえておきたい6つのポイント
タイルを選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下の6つです。
- 用途区分
- 施工部位・機能
- 色・デザイン
- サイズ
- メンテナンス性
- コストパフォーマンス
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.用途区分
用途区分とは、メーカーが定める「タイルの用途」を表すものです。屋内壁・屋外壁・浴室床などと施工部位によって区分されるのが一般的で、それぞれの用途に対する適正度を◎・×で表示することが、セラミックタイルのJISで定められています。
タイルを選ぶ際は、想定している用途の適正度が「◎」になっているかどうかを必ず確認してください。もし「×」の場合は、その用途にはふさわしくないタイルということになるため不適です。
2.施工部位・機能
タイルは施工部位を基準に選ぶことも重要です。基本的には「1.用途区分」を基に選べば問題ありませんが、機能にも着目するとより適切なタイルを選べます。
例えば、外装壁に使用するタイルの場合、紫外線や雨、風にさらされるため、耐凍害性含めて高い耐久性が求められます。一方でキッチンの壁にタイルを使用する場合は、油汚れを考慮してお手入れのしやすさなども加味することをおすすめします。
このように、施工部位によってタイルに必要な機能は異なります。施工部位に応じた機能性にも目を向けて選ぶことが重要です。
床
床におすすめのLIXILのタイルには、例えばライムストーンの柔らかな響きを模した『アレス』があります。すべりにくい面状で、またスロープ用の面状も有しているため、スロープや外構に最適です。
『ベスパ』は、自然石の優雅な風合いを緻密に再現した外装床タイルです。300mm角と600×300mm角のサイズ展開で、住宅から商業施設まで幅広くご使用できます。
外装壁
外装壁におすすめのLIXILのタイルには、例えば『ストーンタイプコレクション』があります。7種類の石種を精細に再現したタイルであり、和洋問わずさまざまな建築様式にマッチし、建物の壁面を表情豊かに彩ります。
『火色音(ひいろね) シリーズ』は、湿式タイルの歴史を受け継ぎ、その魅力を現代の技術でアレンジしたタイルです。複数の種類がありますが、どれも建物の外観デザインに“ゆとり”や“豊かさ”を求めて、本物の質感を演出したい場合におすすめです。
内装壁
内装壁におすすめのLIXILのタイルには、例えば『ジキーナ』があります。シンプルで使いやすい磁器質の100mm角タイルで、原色から淡い色までカラーバリエーションがとても豊富です。明るい雰囲気に仕上げることができます。
『スモーキートーンⅡ』は波打ったレリーフが特徴的なタイルです。手作り感のある柔らかな雰囲気とすっきりとした形状が、ナチュラルテイストのインテリアによくマッチします。
エコカラット
エコカラットは、LIXILが開発した、調湿・脱臭・有害物質吸着などの機能をあわせ持つ内装壁タイルです。さまざまな種類がありますが、なかでもおすすめなのは『エコカラットプラス ストーングレース』です。大きな砂岩の流れ模様が上質な空間を演出します。
『エコカラットプラス サンティエ』は、上質な石柄のデザインと煌びやかに輝く光沢が特長です。3色のカラーバリエーションにより、洗練されたインテリアデザインの提案が可能です。
3.色・デザイン
タイルは、色やデザインを考慮して選ぶことも重要といえます。なぜなら、どのようなタイルを選ぶかで空間の印象や雰囲気が変わってくるからです。
例えば、明るく清潔感のある空間にしたい場合は、白を基調とした落ち着いたデザインのタイルを選ぶのがおすすめです。ナチュラルテイストがお好みなら、ベージュやブラウン、オレンジなど、暖色系のタイルが望ましいといえます。
「どのような空間にしたいか」というコンセプトやイメージを基にタイルの色・デザインを選ぶことで、理想の仕上がりに近づけます。
4.サイズ
タイルのサイズはとても豊富です。どの大きさを選ぶかで空間の印象が変わってくるため、タイル選びではサイズも意識したいポイントといえます。
例えば、大形タイルは1枚でも存在感が十分なため、迫力が感じられる仕上がりになります。一方で小形タイルは、繊細でかわいらしい仕上がりになるのが特徴です。
内外装壁は「ボーダー」や「二丁掛」、床は「300mm角」「600mm角」「600×300mm角」など、施工部位ごとの定番サイズもありますが、理想のデザインや空間になる大きさのタイルを選んでみてください。
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5.メンテナンス性
汚れやすい場所、例えば外装壁や玄関の床、キッチンの壁などにタイルを使用する場合は、メンテナンス性を考慮することも重要です。防汚性の高いタイルを選ぶことで、万が一汚れたとしてもお手入れの手間を軽減することが期待できます。
LIXILには『マイクロガードフロア』というメンテナンス性の高い床タイルの仕様があり、無釉タイプと施釉タイプの2種類があります。
無釉タイプは、独自の技術によりタイル表面の微細な孔を極小にとどめ、汚れが侵入しにくくすることで、メンテナンス性を高めています。施釉タイプは、独自技術により施釉外床タイル表面の凸部に丸みを与えることで、清掃性を高めています。どちらもすべりにくさはそのままに、汚れを落としやすいのが特徴です。
6.コストパフォーマンス
タイルによって1㎡当たりの価格は異なるため、どのタイルを選ぶかで必要な費用も変わってきます。一方で、タイルは建物の印象やデザインを決める要素の一つです。リーズナブルなタイルのなかに、イメージとマッチするタイルが見つかることもありますさまざまな価格帯のタイルを比較して選ぶことをおすすめします。
タイル以外のガラス・天然石も同様の使用方法で使われる
壁や床に使われる建材には、タイルのほか「ガラス」や「天然石」もあります。タイル選びで迷ったときは、ガラスや天然石も候補に入れてみてください。
例えば、LIXILの『クランプルガラス』は、銀箔の煌びやかさと緑青の深みが、時を経た風情をもたらすガラスモザイクです。華やかでありながらも穏やかなアンティーク感が、空間を上品に演出します。
『ピケットマーブル』は変形六角形の天然石モザイクです。すっきりとモダンに見せたい場合は縦張り、安定感のある壁面に見せたい場合は横張りと、理想の空間づくりに合わせた使い方ができます。
タイルは現物を確認してから選ぼう
タイルを選ぶ際、Webサイトやカタログを見るだけだと、なかなかイメージしづらいかもしれません。「どのような質感でどれくらい厚みがあるのか」「実物の色味はどうなのか」といった疑問を解消するためにも、タイルは現物を確認してから選ぶことをおすすめします。
LIXILでは、タイル・建材総合カタログに掲載されているタイルのサンプルを確認できる「サンプル請求」のサービスを行っております。ご利用には「LIXILビジネス情報サイト」での会員登録(無料)が必要のため、まだ登録されていない方はこの機会にぜひご利用ください。
またLIXILでは、INAXタイルの技術と商品を知っていただくためのスペースとして「INAXタイルコンサルティングルーム」をご用意しております。各種製品の展示だけでなく、皆さまから直接ニーズを承ってのご提案や、最新の事例紹介など、コンサルティングを中心に多彩な機能をご用意しています。東京と大阪にそれぞれ1箇所ずつご用意しているため、ぜひお立ち寄りください。
まとめ
この記事では、タイルの選び方について以下の内容を解説しました。
- タイルを選ぶ際は「用途区分」「施工部位・機能」「色・デザイン」「サイズ」「メンテナンス性」「コストパフォーマンス」に着目する
- タイル選びに悩んだときは、ガラスや天然石も候補にするのがおすすめ
- タイルを選ぶ際は、あらかじめ現物を確認するのが望ましい
タイルを正しく選ぶことは、建築物のデザインを決めるだけではなく、安全性も左右します。今回ご紹介したポイントはタイル選びの基礎となるため、ぜひ押さえておいてください。
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