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サーモタイルの魅力とは?水まわりの空間づくりに最適な建材

住宅や商業施設でタイルを採用する際、冬場の寒さや冷たさが懸念点になることがあります。特に、素足で歩くことが多い洗面室や浴室・大浴場では、ヒヤッとした冷たさが不快に感じられるかもしれません。

そのような課題を解決できるタイルに、LIXILの『サーモタイル』があります。一般的なタイルに比べて熱伝導率が低く、冷たさを感じにくい点が特長です。

この記事では、サーモタイルの特長やメリット・デメリット(注意点)、施工部位ごとの活用方法について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

目次[非表示]

  1. 1.サーモタイルとは?基本情報と主な特長
  2. 2.施工部位別|おすすめのサーモタイルの活用方法
    1. 2.1.浴室での活用方法
    2. 2.2.洗面室での活用方法
    3. 2.3.トイレでの活用方法
  3. 3.LIXILが提供するおすすめのサーモタイル3選
    1. 3.1.サーモタイル ヒノキ(内床・壁タイプ)
    2. 3.2.サーモタイル ナチュラル
    3. 3.3.サーモタイル スレートⅡ(内床・壁タイプ)
  4. 4.まとめ

サーモタイルとは?基本情報と主な特長

サーモタイルは、一般的なタイルに比べて熱伝導率が低く、素足で触れても冷たさを感じにくいタイルです。熱流束(熱が伝わる速度)を小さくして足から逃げる熱を少なくすることで、冷たさを感じにくくしています。

サーモタイルの特長は、タイル特有の冷たさを軽減し、足にやさしい空間を作り出せる点です。素足で過ごす時間が長い浴室や洗面室の床に施工することで、朝晩の冷え込みによる不快感が和らぎます。


上記は、10℃に冷やした「サーモタイル」と「従来の床タイル」に、10秒間接したあとの足うらの温度分布をサーモグラフで示したものです。サーモタイルに触れていた左側の足は赤い部分の面積が大きく、体温の低下が少ないことが分かります。

このほか、抗菌性能を備えているため、衛生的な環境を保ちやすいこともサーモタイルの特長です。もちろん、タイルならではの耐久性やデザインバリエーションも保持しています。

施工部位別|おすすめのサーモタイルの活用方法

サーモタイルは、その特長を生かして住宅空間・非住宅空間を問わず、さまざまな部位で使用できます。ここからは、施工部位ごとに適したタイプや得られるメリットについて解説します。

浴室での活用方法

浴室では、サーモタイルを床や壁に施工するのがおすすめです。冬場の冷えによる不快感を軽減できると同時に、ヒートショックの予防に役立てられます。


※表面電子顕微鏡写真

LIXILのサーモタイルには、すべりにくい凹凸面状の「浴室床タイプ」があります。安全性を高めながら快適な空間を演出しやすくなります。

また浴室床タイプは、大浴場にも使用できるすべり抵抗値(C.S.R・B)を持つように管理されています。

洗面室での活用方法

洗面室では、サーモタイルを床に施工するのがおすすめです。冬場の「ヒヤッ」を感じにくくなります。

また、浴室と洗面室を同じ素材感でコーディネートしたい場合にも適しています。


※表面電子顕微鏡写真

LIXILのサーモタイルには、凹凸を細かく抑えたドライエリア用面状の「内床・壁タイプ」があります。ストッキングで歩いても引っ掛かりが少ないため、素足以外で過ごすことも多い洗面室に適しています。また、凹凸が穏やかで拭き掃除がしやすいことから、日常のお手入れも容易です。

トイレでの活用方法

トイレでは、サーモタイルを床に施工するのがおすすめです。サーモタイルが冬場の冷えを軽減してくれます。

洗面室と同じく、トイレには「内床・壁タイプ」が適切です。拭き掃除がしやすく、日常のお手入れも容易です。

LIXILが提供するおすすめのサーモタイル3選

LIXILでは、用途やデザイン性に富んださまざまなサーモタイルを取り扱っています。ここでは、そのなかでも特におすすめの3つの商品をご紹介します。

サーモタイル ヒノキ(内床・壁タイプ)

サーモタイル ヒノキ(内床・壁タイプ)』は、ヒノキをモチーフとした温かみのあるデザインが特長のサーモタイルです。落ち着いた木目調は、和風からモダンまで幅広い空間にマッチします。

屋内壁・居室床(靴ばき以外)・浴室壁に施工でき、内床と壁それぞれに適した面状になっている点も特徴です。洗面室の壁と浴室の壁に施工すれば、統一感のあるデザインに仕上げられます。

サーモタイル ナチュラル

サーモタイル ナチュラル』は、飽きのこないシンプルな石目調のデザインが特長のサーモタイルです。自然な風合いはどのような浴室にもなじみやすく、空間に落ち着きと洗練された印象を与えます。50mm角で歩きやすい点も魅力です。

サーモタイル スレートⅡ(内床・壁タイプ)

サーモタイル スレートⅡ(内床・壁タイプ)』は、割肌面の天然スレートをイメージさせるサーモタイルです。豊かな陰影が高級感を演出し、空間のグレードを高めます。

屋内壁・居室床(靴ばき以外)・浴室壁に施工でき、内床と壁それぞれに適した面状となっています。内床タイプに関しては床暖房にも対応しているため、冬場の寒さや冷たさを軽減したい場合に特におすすめです。

まとめ

この記事では、サーモタイルについて以下の内容を解説しました。

  • サーモタイルは、一般的なタイルに比べて熱伝導率が低く、素足で触れても冷たさを感じにくいタイル
  • 抗菌性能を備えているため、衛生的な環境を保ちやすい点もサーモタイルの特長
  • 浴室には水はけがよくすべりにくい凹凸面状の「浴室床タイプ」、洗面室やトイレには凹凸を細かく抑えたドライエリア用面状の「内床・壁タイプ」がおすすめ

サーモタイルは、従来のタイルの「冷たさ」を和らげる、快適性と衛生性を兼ね備えたタイルです。浴室・洗面室・トイレなど水まわりを中心に活用でき、特に素足で過ごすことが多い場所への採用は顧客満足度向上につながります。

LIXILのサーモタイルは、デザインや機能性の選択肢も豊富です。空間のコンセプトに合わせて、最適なサーモタイルを選んでみてはいかがでしょうか。

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