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タイル施工に必要な道具とは?仕上がりの精度を高める正しい選び方を押さえよう

タイル施工の仕上がり品質は、製品そのものの意匠性だけでなく、現場で使用する道具の精度や選定にも依存します。タイルを美しく、かつ強固に張付けるためには、工程ごとに最適化された専門的な道具が不可欠です。

この記事では、正確なタイル施工を支える測定道具から、タイルの張付け・切断に用いる主要な道具の種類、そしてタイルの特性に合わせた道具の選定のポイントについて解説します。

目次[非表示]

  1. 1.タイル張りを正確に仕上げるための測定・調整道具
  2. 2.タイル張りに必要な主な道具とその役割
  3. 3.美しい仕上がりを左右する!道具選びのポイント
    1. 3.1.くし目コテの選び方
    2. 3.2.タイルカッターの選び方
  4. 4.LIXILで揃うタイル施工の道具
    1. 4.1.くし目コテ
    2. 4.2.大形床タイル施工用 13mmくし目コテ
    3. 4.3.タイルカッターN TK-3
  5. 5.まとめ

タイル張りを正確に仕上げるための測定・調整道具

タイル施工では、下地の精度や割付け、基準線が仕上がりを左右します。そのため、施工前後で寸法と水平・垂直を確認できる道具を用意する必要があります。

例えば、下地の水平や垂直を確認するために「水平器」が必要です。下地やタイルの倒れや段差を防ぎ、特に大形タイルの施工においては品質管理の要となります。

「メジャー・スケール」は、寸法測定と割付け計画に使用します。現場の下地のサイズを正確に把握し、端部のタイルが極端に細くならないよう適切なタイル割りを検討するために必須です。

基準線を正確に引き、タイルを張る位置をマーキングする「墨つぼ」や「水糸」「チョークライン」も必要な道具のひとつです。

タイル張りに必要な主な道具とその役割

実際にタイルを張付け、形を整える工程では、作業効率と接着強度を両立させるための道具が必要です。

▼タイル張りに必要な主な道具

道具

役割

くし目コテ

下地に接着剤やモルタルを均一な厚みで塗布するために使用します。コテに刻まれた凹凸(くし目)により、タイルの裏面に空隙を作らず、全面で圧着させる役割を担います。

タイルカッター

タイルを所定のサイズに切断するために使用します。ダイヤモンド刃などで表面に筋を入れ、荷重をかけて割ることで、直線的なカットを実現します。

食い切り

モザイクタイルなどの小さなタイルや、配管周りの細かな欠き取りが必要な場面で使用します。手元で微調整を行うのに適した道具です。

ゴムハンマー

床タイルを傷つけずに叩き込み、接着剤やモルタルに圧着させるために使用します。手による押し込みだけでは不十分な大形タイルの場合、必須の道具となります。

このほかに、施工方法や目地の仕上げに応じてモルタルや目地材を練るための「バケツ」や、目地詰め後の洗いに使用する「スポンジ」も必要になる場合があります。

美しい仕上がりを左右する!道具選びのポイント

タイルの種類や施工部位によって、適切な道具の仕様は異なります。特に接着層の厚みを制御するくし目コテや、素材に合わせたタイルカッターの選定が、最終的な耐久性と美しさを左右します。

くし目コテの選び方

くし目コテは、接着剤や施工部位、タイルのサイズに合わせてくし目の高さを選定します。

例えば、壁面でのタイル施工において、小さなサイズのタイルや裏面を連結しているタイルを張る場合は「3mm」のくし目コテがよく使われます。

二丁掛サイズ程度のタイルを施工する場合は「5mm」のくし目コテを、凹凸の大きな非焼成軽量セラミックスを施工する場合は特殊な「10mm」のくし目コテを使用することもあります。

一方で、床に大形タイルをモルタル張りで施工する場合は、「13mm程度」の大きなくし目コテを用いて不陸の影響を受けないようにするケースもあります。

タイルカッターの選び方

タイルカッターは、切断するタイルの種類に合わせて選ぶ必要があります。

例えば、表面が平滑で標準的な厚みのタイルは、押し切りタイプのタイルカッターが適切です。反対に厚みがあるタイルを切断する際は、電動カッター(電動グラインダー)が用いられます。大形タイルや石材など切断が難しい素材には、丸鋸が使用されることがあります。モザイクタイルなど小さなタイルは、食い切りによる微調整が必要です。

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タイルの切り方のポイントを押さえよう|カットする際のポイントもご紹介

LIXILで揃うタイル施工の道具

LIXILではタイルに加えて、施工に必要な道具も取り扱っています。

くし目コテ

くし目コテ_LKT-5

くし目コテ』は、弾性接着剤を塗布する際に使用するステンレス製のくし目コテです。くし目の高さは5mmと3mmから選べます。

なお、10mmのステンレス製くし目コテ『ラグナロック用 くし目コテ』の取り扱いもあります。

大形床タイル施工用 13mmくし目コテ

くし目コテ_MKT-13

大形床タイル施工用 13mmくし目コテ』は、大形床タイルの施工に用いるステンレス製のくし目コテです。くし目の高さは13mmで幅が広いため、張付け材料がタイルの裏面にまわりやすいのが特長です。

タイルカッターN TK-3

タイルカッターN TK-3

タイルカッターN TK-3』は、厚さ15mm程度までのタイルを切断できるタイルカッターです()。刃には寿命の長い超硬特殊鋼を採用しており、スペア替刃が本体に付属しています。

※15mm以上の厚いタイルを切るときは、ケガキ線を入れるためだけに使用してください。

まとめ

この記事では、タイル施工の道具について以下の内容を解説しました。

  • タイル施工の際は精度のよい下地を作り、水平器やメジャーで不陸や割付けを確認し、基準線を正確に引く
  • タイルの大きさに応じた深さのくし目コテで接着剤やモルタルを均一に塗り、確実に固定する
  • タイルの種類や用途に合わせて、最適なタイルカッターを選定する

正確なタイル施工を実現するには、水平器や墨つぼなどを用いた精密な測定と割付けが必要です。そのうえで、タイルのサイズや施工環境に応じたくし目コテを使って接着層の空隙を排除することが、長期的な耐久性の確保につながります。

切断工程においても、タイルの硬度や形状に合わせて手動カッターや電動工具を使い分けることが、美しい納まりへの近道です。

LIXILが提供する専門的な施工道具を活用することで、設計意図を忠実に再現する高品質な仕上がりを維持できます。ぜひラインナップをチェックしてみてください。

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